バスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」の岡村秀一郎社長らは13日、豊川市の竹本幸夫市長を訪ね、中地区2連覇を果たした今季の成績を報告した。
今季は47勝12敗。上位チームによる優勝決定戦「チャンピオンシップ(CS)」は準決勝で敗退したが、新加入選手の活躍や若手の台頭であと一歩まで迫った。
岡村社長と豊川市出身でチーム一筋18年の太田敦也選手、PR役の「SAN―ENアンバサダー」の鹿毛誠一郎さんが訪問。鹿毛さんらが今季の戦いや地域活動を、岡村社長は集客の状況などを報告した。
今季は観客動員数平均4000人超えを達成。新加入の吉井裕鷹選手やデイビッド・ヌワバ選手の活躍、佐々木隆成選手、大浦颯太選手らの日本代表選出、鹿毛さんらの学校訪問やバスケ教室などの地域活動で、チームが地域に浸透しつつあると説明した。鹿毛さんは「年々ブースターの応援が大きくなっている。CSも応援が日本一とも言われる琉球を完全に飲み込んでいた」と話すと、太田選手は「街に出かけても、『応援しています』と声を掛けられた」とうれしそうに語った。
竹本市長は「来季は日本一に期待しています」とエール。岡村社長は「地域に根付くチームを目指し、努力を続けていきたい。来季こそは忘れ物を取りに行く」と意気込んだ。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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