「サッカーは人生の縮図」。この言葉を、これほど実感した1年はありませんでした。
ミスを恐れずに挑むこと。仲間と支え合いながら、一つのゴールを目指すこと。勝てば喜び、負ければ悔しい。挫折をしても、また立ち上がる。サッカーのすべては、人生そのものだと、今なら胸を張って言えます。
この1年、7人制サッカーの「キングス」「ソサイチ」という新しいフィールドで、私は本気で「世界一」を目指してきました。Jリーグではかなわなかった夢。だからこそ、もう一度夢を追いかけました。
日本代表としてのメキシコ、イタリア、フランスでの挑戦、全国大会でのMVP、憧れの選手とチームメートとして戦った瞬間、どれもが一瞬で過ぎていくけれど、心の奥にはしっかりと刻まれています。
そして今、フランスでのキングスW杯を終えて、ひとつの区切りを迎えます。この連載は、今回が最終回です。
しかし、私の挑戦はまだまだ終わりません。これからは福岡という地を拠点に、引き続き「世界一」を目指します。
新しい仲間と、新しい場所で、また一歩ずつ、夢に向かって進んでいきます。
ここまで読んでくれた皆さん、応援してくれたすべての方々に、心から感謝しています。
この文章を読んで、「もう一回、頑張ってみようかな」って思ってくれる人がいたら、こんなにうれしいことはありません。
夢は、諦めなければ、形を変えて続いていく。僕はそのことを、サッカーから教わりました。
また、どこかでお会いしましょう。これまで、本当にありがとうございました。
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