暑い日が続いていますので、連日暑さの継続日数や観測史上最高気温の記録更新の話題ばかりです。夕方のニュースでは最高気温上位の観測地点が発表されますが、もっと違う話題がほしいですね。世界で日本が幸福度ランキング断トツの１位とか、農作物が大豊作など明るい記録達成が望まれます。

　そんな中、恒例の剣道教室夏季合宿を行いました。春季のバーベキュー大会に続いてですが、今回は酷暑からの熱中症予防のため空調設備のある屋内施設で実施しました。

　腕を振ることで打突力強化、助走によるスムーズな足さばきの練習、体の上下の動きを合わせることで稽古時に気剣体一致となるようにするのが合宿の目的ですが、簡潔明瞭に言えばボウリング大会です。親睦をはかるためのお楽しみ会です。当日は多くの生徒や保護者の皆さんが参加して楽しみました。こういう会を催すと普段の稽古とは違った顔になります。スコアばかり気にしたり、最後の１本が倒れず残念がったりといろいろな顔が見られました。

　礼に始まり礼に終わる武道を修練する私たちは、惰性でゲーム開始をせずに始球式をやりました。始球式は中村羽那さん(津田小６年)、加藤紗雪さん(下地小６年)、宮坂梛埜香さん(大村小６年)の３人が務めました。その後は普段の稽古では絶対出さないような大声や動きで全体が盛り上がりました。まだまだ増える夏休みの思い出の一つに小さく残してくれると嬉しいです。

　８月末に選手は個人戦の試合に挑みますが、合宿の勢いで全部門入賞を目指して稽古を続けます。そして生徒たちの喜ぶ顔を思い浮かべながら秋季合宿をもう思案中ですが、残暑が厳しいので屋外ではまだ難しいですね。大きなサプライズも喜ばれるかもしれないが、まずは自分が楽しまなければ気づかうことができないので、子どものように楽しみ生徒たちを物語の中に引き入れたいです。昨今このような活動をしているのが珍しいと言われますが、私自身時弊に対する異議の主張かもしれないです。