豊橋市自然史博物館で特別企画展「キセキの結晶☆鉱物」

2024/07/13 00:00(公開)
見どころの「輝安鉱」=豊橋市自然史博物館で
 「豊橋市自然史博物館」で特別企画展「キセキの結晶☆鉱物」が12日に始まった。夜間開館の「ナイトZOO」に合わせ、特別企画展では初めて本格的なナイトバージョンの展示も用意した。開場式では浅井由崇市長や伊藤篤哉議長、市内の2校の児童らがテープカットした。
 関係者や天伯小学校と二川南小学校の児童ら178人が集まった開場式で、浅井市長は「鉱物に興味を持ってもらうきっかけになれば。何度も訪れてください」とあいさつした。
 その後、担当の加藤千茶子さんの案内で見学した。つややかで美しい鉱石をじっと眺める人や、スマートフォンで写真を撮る人もいた。夜の動物園を見学できる「ナイトZOO」に合わせ、結晶本来の色や輝気を感じてもらおうと、展示会場を暗くする「ナイトバージョン」展示もあった。参加者は、LEDの懐中電灯を手にし、昼とは一味違う輝きや結晶の影の変化などを楽しんでいた。 展示の見どころは日本刀に似た長さ約60㌢の「輝安鉱」。愛媛県西条市で発掘され、日本を代表する鉱物として知られている。ほかに、蛍光を発する新鉱物「北海道石」も。昨年に日本産の新鉱物として国際鉱物学連合(IMA)で登録された。紫外線を通すと光が黄から黄緑に変化する。
 加藤さんは「鉱物本来の輝きや影を楽しんでほしい」と話した。午前9時~午後4時半。大人800円、小中学生400円、月曜休館。
【北川壱暉】
ナイトバージョン展示
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

虹の森 蒲郡信用金庫 住まいLOVE不動産 光生会 藤城建設 さわらび会
hadato 肌を知る。キレイが分かる。 豊橋法律事務所 ザ・スタイルディクショナリー 全国郷土紙連合 穂の国