【豊橋新アリーナ】全国から届く励ましの声 計画継続を願い署名続々

2024/11/26 00:00(公開)
全国から集まった署名簿を整理する会のスタッフら=豊橋市内で

 豊橋市の長坂尚登市長が新アリーナ計画の契約解除を打ち出したことを巡り、計画継続の署名活動に取り組む市民有志らの「豊橋新アリーナを求める会」に、全国各地から署名簿が届いている。

 

 会は市長選(10日投開票)で計画中止を掲げる長坂氏が当選したことを受け、14日に計画継続を求める請願書を市議会へ提出するための署名活動を始めた。当初計画では豊橋市を本拠とする「三遠ネオフェニックス」のホームアリーナと位置づけられたため、SNSを通じて全国各地のフェニックスブースターやバスケットボールファンに協力を呼び掛けた。

 

 会の落合幸一郎事務局長の事務所にはここ数日、署名簿入りの封書やレターパックなど約200通が届いた。今週末までにさらに増えるとみている。

 

 送り主からは署名簿とともに計画継続を願うメッセージも添えられているという。沖縄県の協力者は「琉球ゴールデンキングス」のパートナー企業関係者。「チームとBリーグの発展を願っています」と述べた。福井県からは「福井ブローウィンズ」のファンが「地元中心部のアリーナ計画も難航しているが、試合会場でくじけず知人らに呼び掛けた」と互いを励ます言葉を添えた。

 

 署名簿は12月2日開会の市議会へ提出を目指す。落合事務局長は「今後は市内を中心により多くの署名が集まる。諦めず、計画の継続を求める声を市議会へ届けたい」と語った。

 

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加藤広宣

愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。

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