私は、豊橋市で少人数制サッカースクールを開いています。始めたきっかけは、心技体全てがグングン伸びる小学校高学年の指導に興味を抱いたからです。実際に活動をしていく中で想像をはるかに超える子どもの成長に驚かされています。
私のスクールには現在3人の生徒がいます。この4人は一人ひとりに色があり、本当に大好きな生徒たちです。週に1回の1時間半のトレーニングを真剣に笑顔で楽しみながらプレーしてくれます。
そして、毎回のトレーニング時には成長した姿を見せてくれます。なぜ、この子たちは成長しているのかを考えると共通点がありました。
それは、俗にいう「いいヤツ」であることです。自分のことだけでなく周りのことも考えながら行動できます。
先週のトレーニング時には、こんなことがありました。対戦型のトレーニングをしている最中に一番年下の生徒が負けを繰り返して泣いてしまいました。
相当悔しかったのだと思います。すると私よりも先に年上の一人の生徒が慰めていたのです。すると、他の生徒も集まりみんなで慰め始めたのです。「大丈夫だよ」って伝える姿は本当に感動しました。
この子たちはすでにとても優しい心を持っています。だからこそ、私の役目はこの子たちがすでに持っている優しさを守ることです。
この生徒たちならこれからもすてきなサッカー人生を送れると確信しました。育成年代のサッカーでは、勝つことよりもはるかに大事なことがあるからです。それは「仲間を大事にすること」です。
仲間を信頼し、信頼される。それこそチームです。そのためには一人ひとりが信頼されるような行動を続けなければいけません。
「自身が正解だと思う道を突き進めば良い」
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