豊橋で悩める子や親を応援する書道2人展

2025/02/22 00:00(公開)
展示会を開いた岡田さん㊨

 豊橋市南小池町のコーヒーショップ「プルマン」で、不登校や発達障害の子どもと、その保護者らを力づける書展「みねのりとけいすけのふたり展」が開かれている。不登校児童ユースアドバイザーとして活動する市内の岡田峰則さんと、蒲郡市で飲食店を経営する牧野圭祐さんの3度目の合同展。3月2日まで。

 

 岡田さんはデザイン書道作家の鈴木愛さんに師事する。相談員などとして社会参加の難しい子の支援、発達障害の人の相談に尽力。これらの経験から生まれた励ましの思いを力強いデザイン書に変えて発表を続ける。

 

 今回は「道~TAO」「QUALIA」「藍」など、子どもたちを支えるメッセージを込めた勢いのあるデザイン書6点を披露。「藍」は書き文字の上に紙を当て、版画のようにこすって完成させたユニークな作品だ。

 

 牧野さんは約20年前、筆文字で品書きを書いたのを機に独学で書を開始。見る人に前向きな気持ちになってもらおうと料理人らしく「食」に絡めた言葉を、筆ペンで個性的にしたためている。今回は「友人のいない人生は塩気のないピラフである」など18点を紹介。筆文字を彩る美しい差し色は、6歳の息子が手掛けたという。

 

 「みんなを笑顔に」との趣旨に賛同する市内のマジシャン、ミッキー横田さんと地元ミュージシャンのかねとうかずさんによる公演が23日に同店である。マジックは午後3時、新曲お披露目を兼ねたライブは同4時から。いずれもワンドリンクオーダー。問い合わせはプルマン(0532・46・5199)へ。

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田中博子

 愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。

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