【フェニックス】18日にA東京と頂上決戦、三遠首位に返り咲きなるか

2024/12/18 00:00(公開)
吉井選手の攻守にわたる活躍に期待

 バスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」は18日、中地区首位の「アルバルク東京」とアウェーの国立代々木体育館で対戦する。今季の三遠は17勝4敗で同地区2位、勝てば首位に浮上する。

 

 A東京戦の直近のカード(10月19~20日)は1勝1敗。2試合は好対照な展開となった。初戦はA東京の堅守を前に、スローペースに持ち込まれ、59対66で惜敗。2戦目は第2Qでで最大14点差をつけられたが、佐々木隆成選手らを起点に、デイビッド・ヌワバ、ヤンテ・メイテンの両選手が得点を重ね、90対82で勝利した。

 

 三遠は攻守の切り替えが速い「トランジションバスケ」。1試合平均得点がリーグ1位の90点超えを誇る。一方のA東京は、リーグ随一の堅守を基盤にした「ハーフコートバスケ」。リバウンドからのセカンドチャンスをものにし、ロースコアで勝つスタイルだ。

 

 鍵となるのは司令塔の佐々木選手。最近は相手のボールを奪い、素早くシュートする場面も目立つ。アジアカップ予選に参加後は「より身体を使ってアグレッシブなプレーを心がけている」と語る。彼を起点に素早いパスとドライブで、三遠のペースを保ちたい。守備では、吉井裕鷹選手らを中心にリバウンドをものにし、相手にボールを渡さないこと、相手攻撃陣にフリーのプレイヤーをつくらせないことが重要となる。

 

佐々木選手のドライブも大きな武器
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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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