「第30回全国都道府県対抗男子駅伝」が広島市で19日に開かれる。東三河ゆかりの選手は、愛知県チームで豊川市出身の近藤幸太郎選手（ＳＧＨ）と藤田翔蒼選手（豊川西部中３年）、豊川高出身の小林亮太選手（東洋大４年）。宮城県チームで田原市出身の吉居大和選手（トヨタ自動車）が出場する。

　平和記念公園前を発着点に７区間48㌔で競う。学生、社会人が３区（８・５㌔）と７区（13㌔）、高校生が１区（７㌔）と４区（５㌔）と５区（８・８㌔）、中学生が２区と６区（いずれも３㌔）を走る。

　前回20位の愛知は前週の女子の８位に続き、６年ぶりの入賞を目指す。内山椋太選手（名経大高蔵高３年）がスタートダッシュを決め、３０００㍍８分30秒台の藤田選手や石沢聖成選手（藤岡中３年）で順位アップを狙う。注目は大黒柱の近藤選手。前回は３区で33位から20位へと押し上げ、区間６位の好走を見せた。今年のニューイヤー駅伝で２区を走り８位と調子も上向きだ。補欠登録だが、アンカーでの出走が予想される。

宮城チームに吉居選手も

　宮城県チームで３区が予想されている吉居選手は、仙台育英高３年時に１区で区間賞を獲得した。相性の良い会場で「ゲームチェンジャー」となれるか注目が集まる。

　今大会３連覇中の長野県を、熊本県が追う展開になると予想される。長野県は浜口大和選手を筆頭に、全国高校駅伝優勝の佐久長聖メンバーが中心。熊本県は井川龍人選手と箱根駅伝総合優勝メンバー鶴川正也選手が引っ張る。

　午後０時半スタート。ＮＨＫで放映する。