豊橋鉄道と豊橋市は22日、渥美線新豊橋駅などで自由に絵本を借りられる「絵本の駅」を始めた。5月末まで。
子育て世代が使いやすい公共交通の環境作りの取り組み。駅の改札などに子どもを中心に広く楽しめる絵本の本棚を設置している。貸出表に返却予定日などを記入するだけで借りられる。一回に2冊程度まで、期限は2週間程度で返却はどこの絵本の駅でもできる。
絵本は図書館の古い蔵書や一般、豊鉄社員の寄贈などリサイクル品が中心。豊橋市出身の作家高橋祐次さんが手がけたオリジナルの交通絵本「ガタゴトポーン!トヨッキーのぼうけん」もある。渥美線ではこの絵本を元にしたラッピング電車を運行している。
絵本の駅はほかに、南栄、高師、大清水、三河田原の各駅と、豊橋駅バスセンター、市役所1階キッズスペースにある。本は期間中、随時追加する。
車内での読み聞かせイベントも企画している。豊橋鉄道の担当者は「渥美半島の菜の花まつりなど季節のイベントへ行く際に、ぜひ車内で絵本を楽しんでほしい」とPRしている。
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1988年生まれ。三重県津市出身。
地元で数年間地域紙の記者を務めた後、某ゲーム会社で企画の仕事などを経験。新型コロナウイルス禍で紆余曲折あって豊橋市で再び地域紙の記者に。地域の人に地域の良いニュースを伝えたい。
趣味は一口に言うとゲーム。著名なタイトルをすべて網羅しているわけではないが、コンシューマーはファミコン時代から「ドラゴンクエスト」などを親しんでいる。ジャンルは問わず、環境としてはオンライン、カード、ボード、テーブルトークなど手広くプレーしている。
好きなものは甘いもの。犬派。写真は実家の猫。
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