2月になりました。もうすぐ立春です。これから三寒四温を繰り返し暖かくなっていきます。この時期は先月の二十歳のつどいや入学試験のお手伝いをする機会があり、多くの名前にふれます。一時はやった(?)キラキラネームは減りつつあると言われますが、同じ漢字でもフリガナを見ると読み名が違うのも今の傾向です。名前には名づけた人の思いがあるので、同じ名前でも性質は十人十色です。
ベネッセコーポレーションのたまひよ(たまごクラブ、ひよこクラブ)が2024年赤ちゃんの名前ランキングを発表しています。これは24年1月から9月に生まれた新生児26万3885人を対象に人気の名前や読み方、漢字などの名づけについて調査を行っています。
名前全体ランキング男の子の1位は「碧(あお)」。昨年2位から2年ぶりの1位です。女の子の1位は「凛(主な読み・りん)」が09年以来の1位になりました。目立ったのは1文字の名前が上位にランクしています。男の子はスポーツ界で活躍するアスリートにちなんだ名前が多く、女の子は澄んだ潔いイメージが多いです。
私は授業中だけでなく、いつでも生徒の名前の読み間違えをしないことと、由来などを聞かないよう注意しています。なぜならそれを聞かれるのを嫌がる人もいますし、名前の由来は本人と一部の親族だけが知っていて、思い通り成長するよう見守ることが大切であり、他人には関係ないことだからです。どんなことも立場の節度から外れては駄目ですね。それに文部科学省公表のいじめの認知件数の中で、言葉によるいじめが種別で最も多いので気をつけなければいけないです。
名前は時代を反映します。第二次世界大戦時のイタリアは、男の子の名前で多かったのはロベルトです。理由はご存じですか?当時日独伊三国同盟を結んでいました。その首都名をもじっています。ローマのロとベルリンのベル、そして東京のトです。世界で戦争がなく平和を享受する名前が増えるといいですね。
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