この2月でウクライナはロシアの侵略から丸3年。残念ですが長期化する私の予想が当たりました。結果論だからその理由は述べないですが、ガバナンス機構がしっかりしていなければ収拾がつかないことは自明の理です。
そんな中、今春娘が大学を卒業します。1年間留学したため同期の学友がいない5年生で卒業式を迎えますがとても感慨深いです。この世代は新型コロナウイルスのパンデミックに苦しんでいた時で大学入学式が中止、ほとんどがオンライン授業、仕方ないとはいえコロナ対応の厳しい規制下で大学生活をスタートしました。
今となれば懐かしいですが、ワクチン接種・PCR検査・まん延防止等重点措置。世界全体が大いに振り回され、犠牲や萎縮を余儀なくされましたが命が最優先ですし正解は一つではありません。
留学する時、行けるかどうか不安でコロナやロシアがとても憎かったです。大学や留学先、そして外務省からの情報を日々確認しながら祈る気持ちでした。なぜなら英国はロックダウンという厳しい措置を取った国です。でもすべてが杞憂(きゆう)に終わり、無事1年間学んで満足して帰国しました。当時「規制を続けることは子どもたちの人生に大きな犠牲を強いる。これ以上その代償を払う必要はない」と述べて、ほぼすべての規制を解除したジョンソン首相が神々しく見えました。
私も数カ月道場が規制で使えなかった後、緩和されて自己判断に委ねるとなった時はすぐに稽古を再開しました。世の中の風潮はまだ自粛ムードでしたが全員来てくれ、予防策を遵守して大会も入場者制限なしで開催しました。人生において究極の判断は常に迫られるものです。リスクよりチャレンジをとりました。
当時は子どもたちが心配でさみしかったので道場が使えない時、素振りの動画を稽古日にスマホで送ってもらいました。それを私が見て指導を続けました。当時幼かった教え子たちを今再生して見ていると、この時の苦難は未来のためにあると信じています。
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