秋田ノーザンハピネッツとの初戦は1日、出だしから湧川の思い切った3点シュート(3P)でフェニックスが流れをつかみました。秋田は積極的なリバウンド狙いで食らいつきます。フェニックスは激しいディフェンスで秋田のターンオーバー(ミス)を誘い、前半で13点リードに成功しました。後半は秋田に連続スティールを許し、一桁の得点差に詰め寄られましたが、大浦のブザービーター3Pで18点差まで突き放しました。最後まで早い展開を貫いたフェニックスが105対72で勝利を収めました。
第2戦は3Pの確率が伸びず、序盤から苦しい展開でした。秋田にリバウンドも奪われて流れがつかめず、第1クオーター(Q)で8点差を背負います。第2Qには激しいディフェンスから素早く高確率で3Pを決め切って43対37とリードで前半終了。後半は秋田のディフェンスに苦しんで得点が伸びません。最終Qでも流れは変わらず、残り42秒で同点に追いつかれてしまいます。最後までもつれた試合はメイテンが残り1秒で得点を決めて逃げ切り連勝を収めました。
圧倒的なアウェーの雰囲気の中、粘り強く戦い抜いてみごとな連勝をつかんでくれました。リバウンドで苦しんでペースがつかめない時間帯でも終始、我慢強く戦い抜けたのが勝因でした。吉井が不在の中、特別指定選手で加入したばかりの浅井がいい仕事をしてくれたことも今後につながる材料でした。
2戦ともインサイドの圧倒的な存在感でチームに安定感をもたらしました。初戦は23得点、12リバウンドのダブル・ダブルの活躍。第2戦もチームトップの17得点をあげて大黒柱として存分に活躍しくれました。インサイドのほか、速攻でボールをプッシュすることもできるメイテンの熱いプレーに今後も期待してください。
次節5日は、ホーム豊橋市総合体育館に横浜ビー・コルセアーズを迎えます。横浜BCは千葉から1勝、直近はサンロッカーズ渋谷に連勝して勢いに乗っています。2点シュートの割合が多い横浜BCとの戦いは、ゴール付近のペイントエリア内での攻防が鍵を握ります。次節も激しいディフェンスからリバウンドを取り切り、早いペースに持ち込みたいところ。20連勝目指し、戦う選手に会場での大声援をよろしくお願いします。試合は会場のほか、バスケットLIVEでも観戦できます。
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