岐阜県関ケ原町の「関ケ原歴史を語る会」のメンバーが6日、新城市の戦国時代の史跡を視察した。
関ケ原古戦場がある関ケ原町。観光案内をする「せきがはら史跡ガイド」会員ら22人が参加した。毎年この時期に各地を視察しており、今回は1575年に「長篠・設楽原の戦い」があった新城市を訪問地とした。
新城市側は「設楽原ボランティアガイドの会」が案内した。市設楽原歴史資料館では竹内雅史さんが担当し、三英傑が参戦したこと、当時は武田軍が騎馬部隊で参戦したことなどを説明。また「今年は450年の節目となり、8月には戦国博覧会が計画されている」と紹介した。続いて小林重男さんが再現された馬防柵や、長篠城跡を説明。「馬防柵は木材を使っている。孟宗竹は江戸時代に伝来したため、竹は使われていないと思う」などと解説した。
「史跡ガイド」の渡部治行さんによると、新城市への来訪は17年ぶりという。「会員が入れ替わっており研修目的で訪れた。連合軍と武田軍の計4万人が参戦した地を確かめたかった」と話した。一方、「ガイドの会」の竹内さんは「熱心に聴いてくれた。交流を続けたい」と述べた。
購読残数: / 本
浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
週間ランキング
【ユニクロ×豊橋】ミラまち店オープン記念 市、ヤマサちくわ、ボンとらやとコラボ 豊川のプリオにロピア初出店へ 竹島水族館が過去最多の入館者48万人達成|リニューアルで深海魚の展示充実 田原に「ガス屋のカフェ」オープン ご当地漫画「だも豊」とコラボ 24日から豊橋カレーうどん15周年スタンプラリー 【三遠ネオフェニックス】豊橋でパブリックビューイング、FE名古屋に一歩及ばず落胆 【倒産】豊橋の「ケイワークス」はどんな企業?急成長の裏側に手作り家具と高性能バッテリー 豊橋技科大の広瀬准教授が大量培養可能な耐酸珪藻発見 新たな施設園芸農業で雇用創出も 豊川市の「イタリアンダイニング花の庵」が防災協力事業所に登録へ 障害者の避難もできる 蒲郡の八百富神社で巳年の大開帳に合わせ「中日祭典」|豊川の大社神社氏子も参加日付で探す