豊橋市出身で中日ドラゴンズの藤嶋健人投手(26)は今季から新選手会長に就任した。開幕に向け「今年こそはけがをしない」と誓った。
50試合登板で自己最多の17ホールドポイントを挙げた昨季。一方、昨年3月には右内転筋損傷、9月には右太もも裏の肉離れで戦線離脱し「全力で投げないと抑えられないのでけがをしないのは難しいが、もっとできたと思っている」と納得はしていない。
今オフは脂質の多い食事を控え、シーズン中は95㌔の体重を約10㌔落とした。「体重が増えると体の負担も増えるから」と狙いを話す。昨季までは球威アップを目指しウエートトレーニングに精力的に取り組んだが「筋肉を落とさないように」と今季はおもりを使ったトレーニングや瞬発系のメニューを採り入れた。「出力は逆に上がっているのでは」と手応えを感じている。
これまで藤嶋投手は、ロングリリーフから接戦での登板まで何でもこなす「便利屋」だったが、今季はライデル・マルティネスの移籍で勝利時の登板が増えそうだ。井上一樹新監督も、キャンプ時に抑え候補に藤嶋投手を挙げるなど期待が高い。シーズン目標は「決めないようにしているが、中継ぎだったら50試合登板が一つの基準」と意気込んだ。
選手会長としては「ルーキーら新加入選手もいるし、良いプレーができるよう選手と首脳陣の橋渡し役になりたい」と語った。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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