豊橋鉄道は市内線の運転士を対象に、「保護メガネ(偏光サングラス)」の着用を4月1日から始めると発表した。運転士の視認性向上や疲労軽減を図る。
今年1~2月、実証実験をした。着用した運転士に聞いたところ「乱反射によるまぶしさが軽減された」「目が疲れにくい」などと好評だったという。
市内線の運転士は36人。日差しがまぶしい時間に着用する。直接の太陽光だけでなく、路面などでの照り返しにも効果がある。豊橋鉄道が指定した3タイプを運転士に貸与する。メガネは他の鉄道やバス事業者で採用されており、信号の色覚に影響を及ぼさない特許製品だという。
豊橋鉄道は乗客に「保護メガネ着用にご理解をお願いします」と呼び掛けている。
鉄道事業者ではJR西日本が2021年から新幹線運転士にサングラスを貸与している。23年には熊本市電でも採用された。JR東日本は今年2月から運転士にサングラスの貸与を始めた。
一方、県警は昨夏から屋外で活動する制服警察官らの暑さ対策としてサングラスなどの利用を始めており、目を保護する動きが広まりつつある。
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1967年三重県生まれ。名古屋大学卒業後、毎日新聞社入社。編集デスク、学生新聞編集長を経て2020年退社。同年東愛知新聞入社、こよなく猫を愛し、地域猫活動の普及のための記事を数多く手掛ける。他に先の大戦に詳しい。遠距離通勤中。
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