【連載】カゲっちの「今週のフェニックス」〈29〉 満員の声援でホーム連勝

2025/04/08 23:00(公開)
ダジンスキー ⒸSAN₋EN NEOPHOENIX

 5日の長崎ヴェルカとの初戦は連続得点で先制を許しましたが、高確率の3点シュート(3P)、速攻とフェニックス得意の展開に持ち込み6点のリードを奪います。第2クオーター(Q)に入るとお互いに得点を奪い合い拮抗した展開になりました。激しいディフェンスから速攻で得点を重ねたフェニックスが12点リードして前半終了。佐々木、湧川の3Pで先制すると一気に点差を広げ21点リードしました。長崎も外国籍選手の得点を中心に盛り返しを図りましたが、最後までディフェンスの手を緩めなかったフェにクスが95対65で勝利を収めました。

 

 6日の第2戦は長崎のペースで、がまんの時間が多い試合でした。序盤から長崎が高確率な3Pでリードしますが、フェニックスも大浦の連続3Pで反撃。その後はシュートの精度が上がらず得点が伸び悩む中、長崎の外国籍選手の得点で前半は最大13点差を背負ってしまいました。津屋の3Pで反撃のきっかけをつかむと、ホームの大声援に応え同点とします。第4Qも得点を奪い合う展開となりましたが、得意の激しいディフェンスから速攻で7点リードを奪います。最後までもつれた激戦を79対76で制しました。

 

 今節は連敗を止める絶対に負けられない戦いでした。超満員のブースターの後押しもあり、フェニックスらしく戦えたと思います。特に平均71点に抑えたディフェンスはチャンピオンシップ(CS)へ向けたチームのビルドアップにつながると感じています。

 

注目はダジンスキー

 

 初戦で11得点5リバウンド、第2戦は18得点11リバウンドの活躍で大逆転劇の立役者となりました。高確率な3Pや細やかな技が光るインサイドのプレー、得点力だけでなくディフェンスやスクリーンプレー、ルーズボールへの意識など数字に表れないチームへの献身的なプレーが際立つ選手です。フェニックスの魂を体現したダジンスキー選手のプレーに熱い声援をお願いします。

 

9日は中地区2位のA東京戦

 

 次節9日はホームの豊橋市総合体育館でアルバルク東京戦。続く12~13日はアウェーのオープンハウスアリーナ太田で群馬クレインサンダースと連戦です。中地区2位のA東京とはCSを思わせる激戦となるでしょう。豊橋では今季最後の試合です。チーム全員で勝利をつかみたいところです。東地区2位の群馬もCS進出を懸け負けられず、厳しい戦いが予想されます。今季もハードスケジュールが続く終盤戦に入り、よりチーム力が試されます。さらなる選手への後押しをお願いします。試合はバスケットLIVEでも観戦できます。

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