新城市が武田勝頼観戦地周辺の散策路を整備 

2025/04/18 00:00(公開)
整備した新たな散策路=新城市八束穂で

 1575年の「長篠・設楽原の戦い」で武田勝頼が本陣を敷いたと伝わる新城市八束穂の才ノ神観戦地跡周辺で、市が新たな散策路を整備した。市設楽原歴史資料館と馬防柵再現地を結ぶ。史跡巡りの新ルートができた。

 

 同市八束穂にある常林寺の管理地で丘陵部の約1120平方㍍。頂上部に観戦地の石碑が立つ。現在は木が生えているが、設楽原と連吾川の戦況が見下ろせる。竹林となっていたため、寺の承諾を得て市が2024年度に整備した。

 

馬防柵再現地など史跡巡りで便利に

 

 新たな散策路は緩やかな階段状とし、路面はウッドチップを敷き、伐採した竹を段差の縁にした。石碑から降りた場所を「武田三武将の墓」と「馬防柵再現地」への分岐点とし、案内看板を設置した。

 

 観戦地の石碑は歴史資料館から約500㍍。地元有志「ふる里『信玄』を愛する会」が歴史の小道として石碑までの道標を置いて案内していた。湯浅大司館長は「これまで石碑を往復するのみだったが、新たなルートで周遊できる。観光にも役立つ」と話した。

 

 

 

 

 

散策路下部に設置された案内板
武田勝頼観戦地の石碑
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。

安藤聡

浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。

最新記事

日付で探す

<前次>
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   
光生会 蒲郡信用金庫 藤城建設 虹の森 住まいLOVE不動産 さわらび会
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 豊橋法律事務所 全国郷土紙連合 穂の国