豊根村は今年度、国の「地方創生伴走支援制度」を活用し、観光振興策を検討する。政府に任命された地方創生支援官3人が15日、茶臼山高原を視察した。
石破茂首相が掲げた「地方創生2.0」の推進に向けた政策。中央省庁職員が3人1組のチームを編成し中小規模の自治体の取り組みを後押しする「伴走型支援制度」を今年度から始めた。国内60市町村を選び、県内では豊根村と日進市が選定された。
午後1時過ぎ、茶臼山高原に伊東泰孝さん(復興庁)、叶拓斗さん(農林水産省)、河裾淳子さん(経済産業省)の3人が訪れた。
茶臼山高原協会の加藤紹之さんが、冬場には県内唯一のスキー場になっていること、萩太郎山頂付近の標高1300㍍で「芝桜まつり」が現在開催中で現在6割が咲いていること、山頂部の「スカイガーデン」で近隣の山を見ながらくつろげること、高原が2006年に「恋人の聖地」に認定されたこと、山頂展望台付近が長野県との県境に位置することを説明した。
3人は16日も村内の施設を視察したり、村役場の若手職員と意見交換したりする。今後は月1回リモート会議などを続けるという。
叶さんは「地方には人口減少と産業振興の課題がある。豊根村は観光資源が豊富にある。私たちが考えられる改善策などアドバイスしていきたい」と話した。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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