バスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」(中地区優勝)は17日、チャンピオンシップ(CS)準決勝で、天敵の「琉球ゴールデンキングス」(西地区優勝)と対戦する。ホーム「浜松アリーナ」の4000人超えのブースターを味方に、初の決勝進出を目指す。
三遠は、浜松であった準々決勝で「群馬クレインサンダーズ」(ワイルドカード上位)に2戦全勝。初戦は83対80、2戦目は93対84で競り勝った。相手の3点シュートが得意な選手をいかに封じるかが鍵となったが、スターターにベテランの柏木真介選手を起用。さらに若手の根本大選手や津屋一球の粘り強い守備が光った。佐々木隆成、大浦颯太の両司令塔を中心にボールを素早く回し、デイビッド・ヌワバは計43得点を決めた。
琉球には、アウェーの「沖縄アリーナ」であった天皇杯準決勝で敗れている。シューターの岸本隆一選手はけがで離脱しているが、帰化選手のアレックス・カーク、ヴィック・ローとケヴェ・アルマの外国籍選手のインサイド陣は強力だ。大野篤史ヘッドコーチ(HC)は、CS準々決勝初戦の試合後の取材で「我慢強くボールを回せた。自分たちのペースが出ない中で、こじ開けようとするのではなくてサイドに振って、自分たちのチャンスを伺えた」と勝因を語った。
プレッシャーに負けず、ボール運びやヤンテ・メイテン選手らにボールを供給できるか。ゲームメークにたけた佐々木、大浦の2選手、3点シューターの津屋選手らに期待がかかる。
2戦先勝すると決勝に進出する。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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