中日ドラゴンズの黄金期を支えた荒木雅博さん(47)、吉見一起さん(40)、英智さん(49)による野球教室が6日、田原市の滝頭公園野球場であった。市内の小中学生約280人が指導を受けた。
「一流アスリートの技術を広めたい」と市が主催。午前は軟式野球チームに所属する中学生が、午後は小学生が参加した。子どもたちはキャッチボールをし、内外野に分かれてノックを受けた。内野は6年連続ゴールデングラブ賞を受賞した荒木さん、外野は英智さんが担当した。
内野はショートバウンドを捕る練習から始めた。荒木さんは「ショートバウンドが一番難しい。捕り方よりもバウンドに合わせる感覚を養ってほしい」と説明した。自ら守備の形を実演し「右足から入り、もう一回スピードを上げるように」と助言した。外野はボールを捕ってから投げるまでの動作を繰り返し練習した。英智さんは、一回左右の足でステップを踏む独特の動作を実演。「基本練習を根気強くやる忍耐強さが大切だ」と呼び掛けた。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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