元中日ドラゴンズ投手の吉見一起さん(41)が指導する野球教室が4日夜、豊橋市の私立桜丘高校の「沖野グラウンド」であった。市内の少年軟式野球3チームに所属する小学生42人が、吉見さんにプロの技を学んだ。
ドラゴンズ東三河後援会の主催。吉見さんは投げ方や体重移動などの見本を示し、「頭を振らずに顔を残す。手で壁をつくる意識で」などと伝えた。
その後、マウンドの後ろから投球練習中の少年たちの体重移動やプレートの使い方などを確認し、助言を送った。体重移動が上手くいかず、制球が定まらない子には「体が一塁側に流れてしまっている。インコースに投げる意識で、誰かに立ってもらって練習すると良くなる」と伝えていた。
最後に「今回教えてもらったこと、スパイクを履いてユニホームを着てプレーできていることに感謝してください」とメッセージを送った。
吉田方小6年の夏目羽凰さん(11)は「プレートの使い方や投げ方など一つひとつが勉強になった。プロ野球選手が目標」と目を輝かせていた。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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