【連載】カゲっちの「今週のフェニックス」〈5〉 A千葉に快勝も悔しいアウェー連敗

2025/10/21 23:00(公開)
メイテン選手 ©SAN-EN NEOPHOENIX

 今季初の平日開催となった15日夜は、ホーム豊橋でブースターの声援を受け強豪「アルティーリ千葉」に快勝でした。A千葉は序盤で鋭いアタックからゴール付近で得点を重ね、フェニックスは激しいディフェンスから速攻で応じます。互いの長所が出た好ゲームでした。後半はディフェンスのギアを上げ、A千葉のターンオーバー(ミス)を誘い得点につなげたことが勝因でした。各選手が時間をシェアし、アグレッシブにプレーできました。湧川や根本ら若手選手の躍動も今後に生きると予感させました。

 

 18~19日は「仙台89ERS」とのアウェー戦でした。序盤にリードされたまま追いつけず悔しい敗戦。ターンオーバーやシュート成功率が上がらず、仙台の速攻で流れをつかめませんでした。終盤は激しいディフェンスからの追い上げも届きませんでした。第2戦は互いによさを発揮し、序盤から得点を奪い合う接戦でした。特に仙台のカルバー選手フェニックスのエースヌワバ選手の元NBA対決は凄まじく、観客を魅了しました。相次ぐ逆転で終盤にもつれた試合は仙台に軍配が上がりました。デイズ選手の故障でプレー時間が増えた選手が多い中、最後まで気持ちを切らさず戦い抜いた選手の戦いぶりが今後につながると確信しています。

 

注目はメイテン選手

 

 A千葉戦は23得点、仙台の初戦は16得点10リバウンド、第2戦は24得点10リバウンドと連日「ダブル・ダブル」の安定感ある活躍でした。相手からもらったファウルは初戦が9本、第2戦は10本でトラブルを誘うなど流れを何度も引き寄せました。大切な場面でフリースローを決め切る勝負強さも光りました。今季は状態がよく、対戦相手にとって「アンストッパブル」(止められない)な選手です。体を張って泥臭く戦うメイテン選手のさらなる後押しをお願いします。

 

「浜アリ」開幕の川崎戦で雪辱期待

 

 今週末25~26日はホームの浜松アリーナ(浜アリ)で「川崎ブレイブサンダース」と対戦。川崎は攻守ともにハイスピードで仕掛け、チームの総力で戦う伝統あるクラブです。互いに速い展開が得意なチームで、息もつけない高速な展開が予想されます。両チームともに3点シュートの決定力も持っています。アグレッシブなディフェンスで相手の長所を消すことが重要です。昨季のチャンピオンシップ以来となる浜アリで選手の後押しをお願いします。

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