【全国高校駅伝】豊橋の「くればぁ」開発の「魔法のマスク」 鳥取城北高男子駅伝部が練習で活用

2025/12/21 00:00(公開)
くればぁの高性能マスクを使ってトレーニングする鳥取城北高校の部員たち(提供)
くればぁの高性能マスクを使ってトレーニングする鳥取城北高校の部員たち(提供)

 各種メッシュフィルターや高性能マスクの加工販売「くればぁ」(豊橋市下地町)の高性能マスク「魔法のマスク」と「Pittarich(ピッタリッチ)」をトレーニングに使っている鳥取県の鳥取城北高校男子駅伝部が、21日に京都市で開催される「全国高校駅伝」に出場する。

 

 今年4月に就任した赤池健監督と、くればぁ創業者の中河原四郎氏の交流が縁で同社がマスクを無償提供し、選手らが日々の練習で使ってきた。このマスクは「鍛えるマスク」としても知られ、多くのアスリートがトレーニングに利用している。

 

 赤池監督は「くればぁのマスクは高い気密性により適度に呼吸負荷がかかることから、特殊な環境や施設でないとできない高地トレーニングや低酸素トレーニングと同じような効果があると実感しています。今年の鳥取県予選では、大会新記録で2年ぶり9回目の優勝ができました。都大路でも全力を尽くします」とコメントした。

 

 くればぁの石橋衣理社長は「予選で見事優勝し、私たちもうれしいです。全国高校駅伝でも活躍を期待しています」と話した。

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竹下貴信

1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。

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