バスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」は28日、「アルバルク東京」と敵地で対戦し、93対83で逆転勝利を収めた。今季10連勝で26勝19敗とした。
三遠は吉井裕鷹選手が戦列復帰し、今季初めてフルメンバーで強豪に臨んだ。序盤から相手の強力インサイド陣に苦戦を強いられ、第1クオーター(Q)を23対24と1点ビハインドで終えた。第2Qでは佐々木隆成選手の3点シュート(3P)などで食らいついたが、相手の堅実な試合運びに主導権を握られ、46対51となった。
第3Qに入っても一進一退の攻防が続き、5点差のまま最終Qへ。ここで三遠の集中力が爆発した。残り5分38秒に根本大選手の3Pで77対77の同点に追いついた。さらにデイビッド・ヌワバ選手のスティールからのダンクで逆転に成功。終盤、焦りからターンオーバーを連発するA東京に対し、三遠は根本選手がフリースローを確実に沈めてリードを広げた。
チーム最多はメイテン選手の25得点で、デイビッド・ヌワバ選手が20得点で続いた。
この日は初のトヨタアリーナとあって、地元からもブースターが駆け付けた。豊川市の50代女性はコートサイド席から観戦した。「1万人収容なのにコートや向かい側4階席までの距離が近くて驚いた。豊橋市の新アリーナは5000人規模なので完成後どうなるか楽しみです」と期待を膨らませた。
佐々木選手は「我慢強く自分たちのバスケができてよかった」と総括。復帰後のパフォーマンスについて「まだ(長い時間)できると思うが、今日は3Q途中で足がつってしまい限界だった。今後はもっと改善されると思う」と振り返った。
根本ら若手の活躍については「シーズン序盤と比べて戦力になるまで成長した。負けられない思いで、いい競争相手とみている」と話す。強豪との対戦も続くが「全員で戦えるようになり、10連勝もできた。CS進出へは崖っぷちの状態ではあるが、あまり考えすぎず、取りこぼさないよう一戦を大切にしたい」と話した。
大野篤史ヘッドコーチは「前半からアグレッシブにディフェンスしたが、結果的に思いが強すぎた。我慢強くハードなディフェンスに徹するマインドへ持って行けた」と振り返った。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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