バスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」は1日、豊橋市総合体育館で「広島ドラゴンフライズ」と対戦し、91対88で接戦を制した。今季12連勝で通算成績を28勝19敗として西地区5位に浮上した。年間王者を決める「チャンピオンシップ(CS)」出場圏内となるワイルドカード4位の「レバンガ北海道」まで3ゲーム差に迫った。
試合は序盤から激しい攻防が繰り広げられた。第1クオーター(Q)はデイビッド・ヌワバ、ヤンテ・メイテンの両選手が得点を重ね、22対22の同点。第2Qには、吉井裕鷹選手の外角シュートなどでリードを奪った。後半は一時逆転を許したが、第4Q残り5分に吉井選手が値千金の3点シュート(3P)を沈めて再逆転に成功した。広島に猛追されたが、最後は佐々木隆成選手がフリースローを確実に決めて逃げ切った。
負傷離脱から復帰3戦目となった吉井選手はこの日、2本の3Pを沈めるなど勝負強さを見せたが、自身のプレーについては「試合勘はなかなか戻っていないし、体がまだまだ未完成すぎる。日がたてば良くなると思うので、やっていくしかない」と振り返る。第3Qまで出場機会が限定的だった点も「試合に出られない理由は分かっているので、1日1日しっかりトレーニングしたい」と前向きに捉えた。長期のリハビリ期間については「体を作り直すため8週間地道にやり続けてきた。ネガティブになったことはない」と語った。
快進撃の要因を「けが人がそろったこと」と分析する吉井選手は「ヤンテは1人で環境破壊できるほど強烈で、ヌワバもいい。隆成も戻り、根本大も最近いい。大浦颯太と津屋一球も役割を果たしている」と語る。「とにかく勝たないと駄目。自分が入って、どうやってうまく歯車をかみ合わせていくか、長期離脱をあまりしたことがないので難しい」と話した。
大野篤史ヘッドコーチは、吉井選手のパフォーマンスを「非常に良かった。徐々にゲーム勘を取り戻してくれたらいい」と評価。「言い方は悪いが、勝てばいい。反省と修正なんて言っていられない。CSに行けるかどうかの瀬戸際で一番必要なのは、自分たちは行きたいんだという思い」と強調した。
三遠は次戦、4~5日に敵地で「茨城ロボッツ」と対戦する。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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