昨冬の全国高校駅伝で7年ぶり8位入賞を決めた豊川高校男子駅伝部の新主将、永嶋駿樹選手(3年)は「個人のことだけでなく周りに目を向け、全員でインターハイ出場を果たして勢いを作りたい。都大路で全国優勝を狙える集団にする」と、14年ぶりの頂点を目指すことを誓った。
昨年12月の高校駅伝で、豊川は2時間3分63秒で8位に入った。収穫があった一方で、誰よりも悔しさを感じていたのがエースの大沼光琉選手(同)だった。1区を任されたが、目標に届かずに区間30位(30分10秒)。「予想以上の高速化に対応できず、全国トップレベルとの差を痛感した」と振り返る。仲間からの温かい言葉にも「個人としては全く納得できていない。チームが上を目指すには、自分がもっと成長して再び1区でリベンジするしかない。まずは5000㍍でインターハイ決勝に進み、優勝したい」と意気込む。
期待の藤田翔蒼選手(2年)も雪辱を誓う一人だ。豊川西部中学3年時、「第30回全国都道府県対抗男子駅伝」では県代表として出場し、8人抜きで区間3位の好走を見せた。昨秋の「第79回国民スポーツ大会」の少年男子B3000㍍では8分13秒95を記録。1位の稲垣翔馴選手(京都・洛南2年)に次ぐ2位入賞を果たしたが、その直後に左尻のけがで都大路を欠場した。「みんなが練習する中で置いていかれるのが一番つらかったが、監督の『こういう時期も大事だ』という言葉や家族の励ましが支えになった」と明かす。 「左右のフォームのバランスを修正し、国スポで負けた借りを返したい。都大路では区間賞を狙う」と完全復活を期す。
奈良修監督は新チームについて「悔しさを知る藤田選手らがキーポイント。焦らず9月、10月に照準を合わせたい。不測の事態も考えられるので、元気にやっていくことが絶対条件。目標は優勝」と語った。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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