バスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」は2日、「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ」と豊橋市総合体育館で対戦し、89対66で快勝した。会場には豊橋での最多記録を更新する5294人の観衆が詰めかけた。
試合は前節に続き、河田チリジ、キャメロン・ジャクソン両選手を欠く苦しい布陣で臨むこととなった。第1クオーター(Q)は21対24とリードを許す展開となったが、第2Qに入るとデイビッド・ヌワバ選手が攻守に活躍し、逆転に成功した。後半も佐々木隆成選手らの3点シュートなどでその勢いを維持した三遠は、最終的に23点差をつけて圧倒した。
また、この日は試合前に雀士の岡田紗佳さんが登場し、フリースローに挑戦するなどして会場を盛り上げた。ハーフタイムには麻雀好きとして知られる大浦颯太選手らのプレーに触れ、「後半も頑張って」とエールを送った。3日の次戦は、同カードで今季最終戦が行われる。
試合後、大野篤史ヘッドコーチは、チャンピオンシップ(CS)進出が絶たれた状況での選手の奮闘を「モチベーションの維持は精神的に難しいと思うが、『どうやってシーズンエンドを迎えるか』が重要。自分たちが勝ちたいと思う以上に、勝ってほしいと思っている人が大多数いることを忘れてはいけない」と説いた。
また、満員の観衆に「本当にありがたい。消化ゲームなのにこれだけたくさんの応援をもらえることは本当に幸せ。当たり前と思ってほしくない。僕たちももっと大きな責任を担わなきゃいけない」と強調した。「これだけの人に支えられているともっと深いところで考えてほしい。プロの自覚があれば、プレーの質、姿勢や態度が上がっていける。そういう集まりになっていけばカルチャーは出てくると思う」と期待した。
佐々木選手は「勝ち負け以上に、自分たちのバスケットを見せることを大事にしている」と力を込めた。移籍した4年前と比べ「ブースターが年々増えており、人数だけでなく声援の大きさや盛り上がりが比較にならないほど大きくなっている。その中で戦う姿勢を見せることが自分たちの存在意義だと感じている。それを感じながらあすもやっていかないといけない」と語った。
また、球団企画「キッズDAY」の一環で、男女2人のキッズ記者が質問した。3ポイントシュートのこつについて聞かれたヌワバ選手は「練習を積み重ねれば自信がつくし、筋肉が記憶してくれる」と明かし、アタックの際は「チャンスがあれば頭を下げて迷わず準備すること」と助言した。佐々木選手は「成長するには、夜はしっかり寝ること。自分は幼少期は午後9時には寝ていた」と振り返った。レイアップのこつは「スラムダンクにもあるように、リングにボールを置いてくるイメージ」と笑顔で話した。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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