少子化や部活動の地域移行が進む中、豊橋市に新たな女子サッカークラブ「カンフォーラ豊橋LFC」が誕生した。地元のシンボルツリー「クスノキ」の名を冠したチームは、少女から社会人までが一本の軸でつながる「地域密着型一貫指導」を掲げ、トップチームはアマチュア最高峰の「なでしこリーグ」参入を目指す。
現在、女子サッカー界は大きな転換期にある。中学校の部活動減少や、高校年代での受け皿不足により、競技を断念せざるを得ない選手も少なくない。こうした課題に応えるべく立ち上がったのが、本クラブだ。「時習館高校女子サッカー部」「セントラル豊橋FCレディース」「地域女性」から結成され、県内初の地域クラブチームとして発足した。
その理念は「自考自成」。単に技術を磨くだけでなく、選手自らが課題を見つけ、解決に向けてチャレンジする力を養う。代表の柳宏鷹さんは「サッカーを通じて、社会で活躍できる総合的な人間性を備えた女性を育成したい」と語る。リスペクトの精神を根幹に、地域に愛され、応援される存在を目指す。
活動は多岐にわたる。既に活動を開始しているU18を筆頭に、今年度には社会人(TOP)、U15、U12と、全カテゴリーを「カンフォーラ」の名称で統一する。これにより、小学生から大人までが同じ哲学の下でプレーを続けられる環境が整う。TOPチームは、数年以内の「なでしこリーグ」参入を目標に、女子サッカーの熱狂を呼び込もうとしている。
「進学先に部活がない」「もう一度真剣に競技に戻りたい」「地元の仲間と楽しくプレーしたい」。そんな思いを抱く全ての女性が対象。地域に深く根を張り、高く枝を伸ばす。カンフォーラ豊橋LFCの今後の歩みに注目したい。
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当クラブでは、練習への体験参加や見学を随時受け付けています。対象は、経験の有無を問わず、サッカーを続けたい、あるいは新しく始めたい女子選手です。チームの雰囲気や指導方針を肌で感じる機会として、ぜひご参加ください。
問い合わせは「カンフォーラ豊橋LFC」(h-yanagi@toyoatsu.jp)へ。
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2000年生まれの豊橋市出身。2024年に入社。
趣味は7歳から始めて現在で18年目のサッカー。スポーツを通して地域を盛り上げていきたいとの想いから、東三河の小学生サッカーを取り上げた『エンジョイサッカー』の連載を企画し2024年4月に連載スタート。
輝く子供達の様子を誌面にて伝えている。
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