田原市六連町の表浜海岸付近で、旅するチョウとして「アサギマダラ」が飛来している。現在は産卵地へ向けて日本列島を北上しているとみられる。好物の花蜜を求め、多くの個体が花壇の周囲を乱舞する光景も見られる。
秋に日本本土から南西諸島や台湾へ渡る個体が多く発見されるが、初夏から夏に逆コースで北上する個体も少数だが発見されている。
地域の人らが海岸付近に設けた来場者の休憩施設「見晴らし台」でシマフジバカマやスナビキソウを栽培している。約1500㌔を旅するチョウにも羽休めできるよう整えたという。
施設を運営し、趣味で観察も続ける鈴木美代子さん(70)によると、今年は昨年より3週間早い4月27日に初の個体を確認した。大型連休明けから徐々に増えた。マーキングをもとに観察すると平均4日、長いものは10日近く滞在するという。
鈴木さんは「高台から太平洋を眺められる絶景とチョウを一緒に楽しんでほしい。秋には帰ってくることも楽しみにしている」と述べた。
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