田原市教育委員会は、2028年4月1日付で市立神戸小学校と大草小学校を統合する学校再編案を承認した。統合へ向けた具体案を協議する初の統合準備委員会を18日に開催する。少子化に伴う複式学級化を心配した大草小の保護者らの要望を受け検討していた。市内の小学校では近隣3校の統合で2015年に開校した伊良湖岬小以来。
大草小の児童数は前年度の75人から10人減って65人(8学級)。現在の出生数に基づく市教委の推計によると、30年度は39人まで落ち込む見通しだ。子育て中の市民から将来的な複式学級導入を心配する声が自治会を通じて市教委に寄せられ、今年2月から地域で検討を重ねていた。
市教委は「市学校教育未来創造計画」(20~42年度)に基づく両校の再編について協議し、承認した。規模の大きい神戸小へ大草小を編入する。併せて今後2年間の統合方針を協議する準備委員会の初会合開催を決めた。
委員会は両校のPTAや校区コミュニティ協議会、学校関係者や保育園と園児を持つ保護者らで構成する。スクールバスを使った通学手段、PTA組織や学校行事の調整、統合前の交流など具体的な協議に入る。
大草小は高松学校から1875年に分離した村立学校を起源に87年の神戸学校(現・神戸小)創立に伴い廃止。翌年の小学簡易科(3年制)で復活し、92年に尋常小学校と改称。1947年から新制小学校となった。神戸小は神戸学校を起源に1947年から新制小学校。今年4月の児童数は276人(16学級)。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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