豊川市が進めるJR愛知御津駅の橋上化について、当初見込みより工事費が約4割上昇し、完成が1年程度遅れる見通しになった。13日の市議会臨時会で明らかになった。
2024年にJR東海と結んだ協定では、工事費は39億5638万円だった。今議会では、これに15億1635万円を追加して約55億円となり、約4割上昇する見通しとなった。
市によると、価格が上がったのは、24年時の算出方法が過去の工事例を参考にしており、実際に愛知御津駅に当てはめたところ費用が膨らむ工事があったことや、資材価格と人件費などの上昇が理由だ。
橋上駅舎の供用開始は当初は28年度としていたが、今回の価格上昇の協議に時間がかかり、1年程度遅れが生じる見通しになった。完成後、関連工事として周辺の整備を行うため、最終的に工事が終わるのは31年度になる。
市はJR東海と物価変動に応じて価格を改定する「スライド契約」を結んでおり、資材や人件費などが上昇した際は、それによって工事価格が上がる仕組みになっている。
イラン情勢などにより今後、さらに資材価格が上昇する可能性がある。市の担当者は最終的な工事費については、「さらに上昇するのか、このままなのかは現時点では分からない」と説明した。
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1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
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