蒲郡出身の千賀好投

2017/03/14 00:00(公開)
 蒲郡出身で野球日本代表(侍ジャパン)の千賀滉大投手(24)=福岡ソフトバンクホークス=が、12日夜に行われた第4回ワールド・ベースボール・クラシック2次ラウンドのオランダ戦で中継ぎとして登板した。地元では両親が観戦イベントに訪れ、固唾(かたず)をのんで投球を見守る中、無失点に切り抜ける好投を見せた。
 千賀投手は日本が1点リードの5回裏から3番手として登場。5回は無死二、三塁のピンチを迎えたが自慢のフォークボールなどで三振や内野ゴロで強力オランダ打線主軸らを抑えた。6回は2死三塁と得点圏走者を背負ったが三振を奪った。
 蒲郡駅北口の市観光交流センターナビテラスでの観戦イベントには千賀投手の両親が訪れた。父・直伸さんは前のめりで画面を見続けた。母・和江さんは手を組んで見守ったほか、ピンチを切り抜けると両手でガッツポーズをして立ち上がって喜んだ。
 「ピンチで顔つきが変わったのがわかった」と直伸さん。千賀投手は今年1月30日に自身と同じ誕生日に長女が生まれており、「父親としての責任感も生まれたのかも」と話した。
 チームは同点を許したものの、延長10回タイブレークの末、8対6で勝利した。千賀投手の勝利はなくなったものの、和江さんは「チームのために尽くしているから良いのでは。世界一を目指して欲しい」とエールを送った。
(安藤聡)
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