豊根と東栄の境 太和金BPが23日開通

2017/04/09 00:01(公開)
23日午後3時に開通する太和金バイパスの新太和金トンネル部分=東栄町振草で
 県が豊根村と東栄町の境部分で整備している国道151号の太和金(たわがね)バイパス(長さ960㍍)が、23日午後3時に開通する。現在の道路より東側に新しいトンネル(同685㍍)を設ける工事をしていた。区間では道幅が広くなって片側1車線が確保され、大型の観光バスが対面通行ができるようになり、難所の解消が期待される。
 バイパスは豊根村上黒川と東栄町振草地内を結ぶ新ルートとして2009(平成21)年度から整備が進められた。11年8月には現在の道路にある太和金トンネル(長さ395㍍)内で天井崩落事故が発生し、翌12年2月まで通行止めとなっていた。復旧後は道幅が狭くなり、トンネル内をバスなど大型車が通行する場合は通過待ちをしなければならなかった。
 開通するのは960㍍。うち新太和金トンネル(長さ685㍍)内の幅員は10・75㍍でセンターラインを敷いてトンネル内でのすれ違いもできるようになる。
 国道151号は東栄町を通過して豊根村の茶臼山高原へのアクセス道となっている。同高原では5月13日から芝桜まつりが開かれるため、三遠南信自動車道の鳳来峡インターチェンジを利用して県内外からの観光客集客に期待がかかる。
 現在工事は最終段階を迎えている。23日には午前に両町村の関係者ら約200人が参加して開通記念式典が行われる。
(安藤聡)
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