「全国城下町シンポ」19年に豊橋で開催

2017/06/25 00:00(公開)
全国城下町シンポジウムの豊橋開催をPRする豊橋青年会議所のメンバーたち
 城下町のある地域の青年会議所でつくる「全国城下町青年会議所連絡協議会」が主催し、城下町でのまちづくりなどをテーマに議論する「全国城下町シンポジウム」が2年後の2019年、豊橋で開催されることが決まった。
 同シンポは1982年に第1回を松本市で開催し、これまでに小田原、彦根、姫路、熊本、会津若松など全国各地の城下町を巡回、38回目を豊橋で開催することになった。豊橋青年会議所が主管し、19年5月ごろに開催する。
 同会議所は1951年の発足以来、吉田城を重要なまちのシンボルとして位置づけ、さまざまな事業を展開。2013年には、10万4840(トヨハシ)個の空き缶を使って、吉田城の模型を作成するイベントを開催、同シンポジウムで最優秀事業に選ばれた実績を誇る。
 同会議所では城下町が育んだ、豊橋、東三河の文化を発信するチャンスと位置付け、行政や市民を巻き込んでの開催を目指す。西島豊理事長は「全国から1000人以上が来場する大きなイベント。吉田城が今年4月に続名城100選に選定され、注目されている。城下町で生まれた手筒花火、ええじゃないかなど、豊橋が誇る文化を発信し、文化を切り口にしたまちづくりについて考えたい」と意気込む。
(竹下貴信)
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