高校野球愛知大会 時習館×東浦

2017/07/10 00:00(公開)
7回に左翼へ本塁打を放ち、生還する時習館・小野=豊橋市民球場で
 秋、春と県大会に出場した実力校同士となった対決で、時習館が惜敗した。
 先発した小林遼平投手(3年)はスピード感ある直球などを武器に、東浦打線を相手に5回まで1失点と好投したが、高い気温と湿度の影響でボールに汗が染み付き「滑ってしまった」と制球に苦戦。中盤以降、相手打線にすきを突かれた。
 攻撃は序盤、東浦の先発・飯田の直球に狙い球を絞り、高めのボールを捨てて低めに絞って勝負を仕掛けた。2、4回と犠打などを絡めて三塁まで走者を進めたが、後続が倒れ、好機を生かせなかった。
 2点を追う7回には、3番・小野拓海外野手(3年)が「完璧にとらえることができた。序盤、打ち損じがあったので、直球だけを狙っていた」と左翼へソロ本塁打を放ち、見せ場をつくったが、反撃はここまでだった。
 東三河屈指の進学公立校ながら、昨夏は4勝して5回戦進出と快進撃を見せた。新チームも2季連続で県大会に出場して期待されたが、無念の初戦敗退となった。
 主将の中澤寛也内野手(3年)は「中盤以降、みんなで守り抜こうとしたが力不足でした」と悔やみ、林哲也監督(44)は「攻撃でリズムをつくれず、流れを寄せ切れなかった」と話した。
(千葉敬也)

時習館
000001100│2
01000210×│4
東浦
(時)小林、三浦-三好
(東)飯田-嶽本敦
【本】小野(時)
(豊橋市民球場)

 攻め手の甘さが響いた時習館。長短7安打を放つも、12本の飛球など、簡単にアウトを取らせてしまい、ペースを握れなかった。
試合後、スタンドの応援団に一礼する時習館の選手たち=同
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