蒲郡沖で「テーザー級世界選手権」

2017/08/02 00:01(公開)
ゴールを目指して海上を疾走する出場艇=蒲郡市沖の三河湾で
 2人乗りの小型ヨット「テーザー級」の世界選手権蒲郡大会(日本セーリング連盟主催)が開幕し、1日から蒲郡市沖の三河湾でレースが始まった。5カ国(日本、オーストラリア、イギリス、アメリカ、オランダ)から97艇が参加し、6日までの5日間にわたる熱戦の火ぶたが切られた。
 テーザー級は船体のサイズが全長4・52㍍、幅1・5㍍のディンギーヨット。五輪正式種目ではないが、同協会によると日本のほかオーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、オランダの約2000艇で取り組んでいる。
 世界選手権は今回で21回目。うち日本では1992年に神奈川県葉山、99年に静岡県の浜名湖、09年に和歌山で開催している。県内で行われるのは初めて。
 この日正午過ぎ、第1レースがスタート。各艇は三河大島沖などをめぐる約11㌔のコースで競い合った。各艇ではかじ取りと、風を読んで体重移動やセイルの操作の役割分担をしてゴールを目指した。
 レースは4日を除く6日まで行われる。この日は3レースを行い、最終日まで最大12レースを実施して各レースの着順の累積ポイントで最終順位を決める。
 31日には海陽町のレストランで開会式が行われ、稲葉正吉市長が「地元の三河湾ではこれまで有名レースが行われてきた。今大会も白熱したレースが展開されることを期待します」とあいさつした。
 アトラクションでは日本人の運営関係者らが「テーザー級」のロゴマークが入ったみこしを担いで登場。外国人選手らも一緒に加わって威勢の良い掛け声をあげた。
 地元からは愛知工科大学(蒲郡市)の石原裕二教授と学生の岡田琢磨さんも出場。「上位目指して頑張りたい」と意気込みを語った。
(安藤聡)
みこし担ぎに参加する海外選手ら=蒲郡市海陽町で
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