豊橋で「戦争反対」訴え平和行進

2017/08/16 00:01(公開)
平和を願って歩く参加者=豊橋市向山町で
 豊橋市内では15日、市民らによる平和行進が繰り広げられた。向山緑地内にある平和の塔から湊町公園まで約4・5㌔を、参加者が「戦争反対」などとアピールしながら歩いた。
 平和都市をめざそう豊橋市民展実行委員会(安間慎委員長)が8月15日を「平和を誓い合う日」として続け、26回目を迎えた。
 出発地の平和の塔は、日清戦争から太平洋戦争にかけた戦没者と空襲などによる犠牲者の計5552柱がまつられ、集まった参加者が黙とう。米国と北朝鮮が緊迫する中、参加者の代表が「政府は米国と北朝鮮の間に入って調整すべき。平和でお互いが助け合う国になってほしい。終戦後、日本は1人も殺していない。憲法9条を守ろうという国民の力によるものだ」と訴えた。
 先頭の人たちが「平和を願い歩きます」など書かれた横断幕を掲げ、参加者は豊橋空襲犠牲者追悼碑のある湊町公園へ。途中、「憲法9条を守ろう」「戦争反対、平和を守れ」「若者を戦場に送らない」などと声を上げた。
(中村晋也)
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