笑いと拍手「小泉劇場」

2017/11/15 00:00(公開)
ミスみなと・海の女王からリボンを付けてもらい、ご満悦の小泉元総理=ライフポートとよはしで
 小泉純一郎元総理はライフポートとよはし到着後、12畳ほどの広さがある指揮者室(楽屋の1つ)で出番を待った。その髪型からベートーヴェンをほうふつとさせる風ぼう。同行した元自民党幹事長の中川秀直さん、原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟の吉原毅会長、三上元幹事らとソファでくつろぎながらも、次々と来る訪問客を迎えた。
 1人ひとりに対し起立して頭を下げ、写真撮影や握手、サインにも応じ、サービス精神満点…。本社選出ミスみなと海の女王・佐野友希さんから講演者用リボンを付けてもらうと、「鼻の下が伸びちゃうね」と言って周囲を笑わせた。「とても優しくて、穏やかな人だと思いました」と佐野さん
 会場のコンサートホールは満席で熱気ムンムン。最後列で立ち見していた人たちに、小泉元総理は「これから80分間話します。長いですから前の空いている席に座ってください」と呼び掛け、気配りを見せた。
 講演は10分以上オーバーしたが、メモなくオーバーアクションで語り続ける元総理の話に、笑いと拍手が続き、大盛況。まさに小泉劇場だった。「期待以上でした。(話を聞いて)ファイトが湧いてきました。小泉さんに負けないようにしたいです」。聴衆の1人で、設楽町から来たという東野佐知子さん(70)は、原発に立ち向かう小泉氏から、たくさん元気をもらった様子だった。
(藤田彰彦)
満席のコンサートホール=同
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