豊橋市民病院で手術センター棟建設始まる

2017/11/24 00:00(公開)
手術センター棟の完成イメージ図
 豊橋市民病院でこの秋から、手術センター棟の建設が始まった。増加している内視鏡手術に対応し、手術待ちの短縮、緊急手術への対応強化につなげる。2019(平成31)年度の稼働を予定している。
 手術センター棟は、鉄筋コンクリート造り3階建て延べ1529平方㍍。現在の診療棟3階にある手術センターと渡り廊下で結ぶ。3階に高機能な内視鏡手術室2室を設ける。手術台と血管撮影装置を組み合わせた「ハイブリッド手術室」1室も設置、開腹・開胸手術とカテーテル治療が同時にでき、特に脳外科手術、心臓外科手術で威力を発揮するという。
 内視鏡手術室の1室は、手術支援ロボット「ダヴィンチ」を常時置けるよう広く設計し、支援ロボットが一層使いやすくなる。
 市民病院の内視鏡手術は2013(平成25)年度に906件だったのが、16年度には1255件に増加。ニーズが高まっており、総事業費14億2800万円を投じ整備する。
 市民病院管理課は「手術待ちの短縮につながるほか、緊急手術も迅速に対応でき、これまで以上に市民が安心して手術を受けられます」と話している。
(中村晋也)
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

藤城建設 光生会 蒲郡信用金庫 住まいLOVE不動産 虹の森 さわらび会
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国