「世界新城ユース会議」始まる

2017/12/10 00:01(公開)
話し合う内容について意見交換する各国の若者たち=新城市商工会館で
 新城市で9日、世界にある“新しい城”の意味を持つ都市の若者たちが集まり「ニューキャッスルアライアンスユース会議」が始まった。同市を含む国内外11カ国11都市の若者たちが参加し、まちづくりについて意見交換を始めた。10日にシンポジウムを行う。
 ニューキャッスルなど「新しい城」の意味がある世界14カ国16都市が連携する「アライアンス会議」が来年秋に新城市で行われるのを前にしたイベント。海外10カ国(デンマーク、ジョージア、イギリス、スイス、ラトビア、スロバキア、チェコ、ドイツ、カナダ、マレーシア)の13歳から28歳までの29人、新城市からは若者議会委員ら20人が参加した。
 今回の総合テーマは「グローバル化の現代において若者にとって何が魅力的か」。この日、同市商工会館で会議が始まり、各都市の参加者が自分たちが住む町の教育や観光、イベントなど映像を通して紹介。続いて6グループに分かれて話し合う内容について意見を出し合った。
 話し合い内容の候補には郷土愛や若者のための職種拡大、新しい大学、ミュージカルイベントなどが取り上げられた。
 ユース会議は10日まで行われ、午前中に意見交換内容をまとめ、午後から新城文化会館で行われるシンポジウムで発表する。
(安藤聡)
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