豊川の国府町信楽会が年末夜回り

2017/12/31 00:00(公開)
拍子木を鳴らしながら町内に火の用心を呼び掛ける児童ら=豊川市国府町で
 豊川市国府町の市民団体・信楽会(鈴木一生会長)による恒例の年末夜回りが29日夜、町内で行われた。
 地元の少年野球チーム・国府スターボーイズの選手らをはじめ、小中学生と保護者ら約50人が参加。同町上坊入の消防団国府分団詰所を発着点に上町、中町、下町、南田の各町内を練り歩き、先頭の子どもたちが拍子木で鳴らす音を合図に「マッチ一本、火事の元。火の用心」と声を張り上げた。国府連区や国府パトロール隊員らが道中で見守り、赤色灯を光らせた消防車も鐘を鳴らしながら追尾した。
 今年も折り返し地点となった大社(おおやしろ)神社での休憩時に大声コンテストを開催。子どもたちが順番に測定器に向かって「火の用心!」と声を張り上げ、景品を目当てに声量を競った。
(由本裕貴)
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