豊橋市が新たな内陸企業用地を計画

2018/01/22 00:01(公開)
新たな内陸企業用地として予定されている田園地帯=豊橋市三弥町で
 豊橋市が、新たな内陸企業用地を計画している。国道23号バイパス(BP)と国道1号へのアクセスに優れた市東部の三弥町で、すでに事業主体・県企業庁の開発も決定した。市内の内陸工業用地は完売しているほか、この3年、用地の分譲件数が増加しており、新規開発で立地に拍車を掛けたい考えだ。
 市は、19日の市議会環境経済委員会で進ちょく状況を説明した。新しい用地「豊橋三弥地区工業団地」は、三弥町にあるシンフォニアテクノロジー豊橋製作所南側の田園地帯で製造業向けに計画。地権者はすでに開発に同意、土地売り渡しも承諾している。
 開発面積は17㌶、分譲面積が13㌶で、県の開発決定を待つ。2021年度の分譲を予定している。
 開発、分譲が決まれば、三河港臨海部「御津2区」の2000(平成12)年以来の分譲となる。
 市内の工業用地は現在、5地区。完売した内陸の「若松」は13社、「石巻西川」が8社、「リサーチパーク」は9社が進出している。臨海部が2地区で、うち御津2区は18・1㌶が残るが、立地の相談を多く受けているという。
 市は企業立地促進に向け、緑地率の緩和をPRしていくほか、立地に関わる優遇制度の在り方も検討。三弥地区の南東、23号BP豊橋東インターチェンジ一帯の東細谷地区では、土地改良事業に併せた工業団地の開発も考え、さらなる立地を図っていく方針だ。
(中村晋也)
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