かわる店 かわる街

2018/01/23 00:01(公開)
豊橋と豊川を結ぶ県道400号は、昼夜を問わず交通量が激しい=豊川市正岡町で
豊川市正岡町 交通集中で事故の懸念

 豊橋と豊川の市境にある豊川市正岡町に、3月15日に新たな商業施設・クロスモール豊川(仮称)がオープンする。県道400号豊橋豊川線沿いには別の商業施設や大手家電料品店などが乱立し、交通集中による事故などが懸念される。
 ハクヨプロデュースシステムが運営した「アクロス豊川」が20年の歴史に幕を下ろし、跡地にオリックスが手掛けるクロスモールの進出が決定。約2万5900平方㍍にA、Bの2区画で展開し、アクロス時代にあったフィットハウスやミスタードーナツ、ジョーシンなどの他、新たにカーマホームセンターや無印食品などが入る。
 同じ県道沿いには商業施設・ナナガーデンの他、映画館やボウリング場が入った豊川コロナワールド、ヤマダ電機やエディオン、大手家具店ニトリなどが乱立。豊橋と豊川、新城を結ぶ幹線道路のため、昼夜を問わず交通量が多い。
 週末や祝日は渋滞も発生していることから、クロスモールの施設設置者は豊橋方面から来る車に対処するため、交差点「正岡町流田」の右折レーン延長や、一部施設側のセットバックによる道路幅員の確保について検討・協議を進め、駐車場での駐車待ちスペース設置も予定している。
 しかし「正岡町流田」から、北側の国道151号と交わる交差点「城下」までの約600㍍の区間には横断歩道がなく、夜間に無理に横断を試みる若者が後を絶たない。直進道路のためスピードを出す車もあり、地元は歩行者用信号や歩道橋などの設置を求めているが、なかなか実現に至らないのが現状だ。
 一度事故が発生すれば、大きな影響が出る交通エリアだけに、効果的な対策が必要だ。
(由本裕貴)
3月の開店に向けて建設が進むクロスモール豊川=同
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