シモバシラに霜柱

2018/01/26 00:00(公開)
茎の根元に霜柱(氷柱)ができた「シモバシラ」=豊橋市下地町の伊藤さん宅で
 日本の上空にこの冬一番の強い寒気が流れ込んだ影響で、豊川堤防沿いにある民家の庭先で多年草「シモバシラ」が茎の根元に″氷の花″を咲かせた。
 豊橋市下地町の伊藤紀代さん(71)宅の庭先に植えられている「シモバシラ」で、茎の水分が凍り霜柱になった。
 「シモバシラ」は、地上部が枯れても地中の水を茎に送り続けるため、気温が氷点下ぐらいにまで下がると茎の割れ目で外気に触れた水分が凍り、氷柱となって広がる現象を見せる。気温が上がると溶けて消えてしまう。
 気象庁によると、豊橋市の25日の最低気温はマイナス2・5度(午前6時37分)と冷え込んだ。
 伊藤さんによると、昨年12月20日に今季初めての霜柱を確認。毎朝、できているかどうか庭先をのぞいてみるのが楽しみで、この日の朝は見事な霜柱ができていた。
 山の植物で庭に植えても長く持たせるのは難しく、伊藤さんが種から育て少しずつ広がったという。
 草丈は40~70㌢ほどで、9~10月ごろには葉の片側だけに白い花を並んで咲かせる。
(井嶋義典)
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