奥三河「星☆干」の新シリーズはブレンド茶

2018/02/09 00:00(公開)
新たに登場した「星☆干」のブレンドティー(手前の4点)=新城市玖老勢の学童農園やまびこの丘で
 新城市と北設楽郡3町村でつくる奥三河観光協議会が中心となって展開する乾物商品「星☆干」(ほしぼし)が広がりを見せている。奥三河で生産される紅茶とフルーツの乾物、ハーブを入れたブレンドティー4種類が登場。“星空の聖地”としてPRをしていることから星の名前も入れてさらに輝きを放とうとしている。
 協議会はエリアとなる新城市、設楽町、東栄町、豊根村の4市町村を「愛知県の星空の聖地」として昨年秋から対外的にアピールをしており、地元産品も一気に売り込もうと「星☆干」シリーズを企画。12月からシイタケ、ナス、柿、トウガラシの4種類で展開し、現在はカップケーキやビスコッティなどの加工品なども加わっている。
 ブレンドティーは同市山吉田地区で生産される紅茶に、同市八名地区の次郎柿、設楽町のレモンなど4種のドライフルーツ、東栄町のハーブを組み合わせた。それぞれ色やイメージから星の名前を取り入れ、レモンは「カペラ」(ぎょしゃ座の一等星)、柿は「アルビレオ」(はくちょう座の二重星)、キウイは「フォーマルハウト」(みなみのうお座の一等星)、リンゴは「アルクトゥールス」(うしかい座の一等星)とした。1袋450円(税込み)で学童農園やまびこの丘(新城市玖老勢)で販売している。
 ブレンドティーを考案した学童農園やまびこの丘スタッフ・大石奈保さんは「奥三河という広いエリアでコラボレーションすることができることを知った。この輪が広がって行ければ」と話している。
 協議会の鈴木真由子さんは「もともと果物の乾物を家庭でもつくる人たちや、規格外の野菜類の有効活用も考えていきたい」と次なる展開も考えている。
(安藤聡)
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