新城市中野の「浅野写真館」の浅野尚崇さん(38)が第60回「富士フイルム営業写真コンテスト」の家族写真の部でテーマ賞を受賞した。5年前に撮影した「おばあちゃん だいすき♡」がその作品。
コンテストには8002点の応募があり、147点が入賞した。金賞1点、銀賞5点、銅賞10点、審査員特別賞1点、優秀賞10点と、家族写真など六つのテーマ賞各20点がある。
浅野さんは今回20点を出品。受賞作は5年前に写真館で撮影した名古屋市の女性と孫の姿だ。「愛媛県出身の私の妻の同級生家族。名古屋に住んでいることがわかり、撮影を勧めた。縁が結ばれて、祖母と孫が笑顔で一つになった作品です」と説明した。モデルは現在も新城へ撮影にやってくるという。
2年前には「第5回写真スタジオアワード」で3位に入賞。写真館の運営が評価された。「家族写真は時間と予算をかけたプレミアムな時を1枚に収める。今後も技術を磨き、インテリアとして飾ってもらえる写真を撮影したい」と意気込みを語った。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。