新城で昭和懐かし映画ポスター展と新城まちなか写真展

2018/03/02 00:00(公開)
ポスターに見入る来場者ら=新城文化会館で
 新城市や設楽町で上映された映画作品を紹介する「昭和懐かし映画ポスター展」が、新城文化会館展示室で開かれている。邦画と洋画の計65点を展示している。入場無料。4日まで。
 同会館で3、4の両日に行われる「しんしろまちなか映画祭2018」に合わせて実行委員会が主催。映画祭は地元新城小学校区に昭和40年代まで2つの映画館(新富劇場と昭和映画劇場)があった当時を思い出して外出機会をと企画し、とよはしまちなかスロータウン映画祭実行委員会顧問の佐々木順一郎さんが協力した。
 展示しているのは佐々木さんが所有するポスター。石原裕次郎の「嵐を呼ぶ男」や、美空ひばりの「江戸っ子金さん捕物帖」など邦画、ジョン・ウエインの「リオ ブラボー」など洋画作品が並ぶ。それぞれ新富、昭和映画に加え、設楽町の田口キネマ、田口劇場で上映された時期も紹介している。
 来場者は懐かしんでじっくりと見る人や記念写真を撮るなど思いをはせている人もいたという。
 合わせて昭和の頃の新城駅周辺部の風景を撮影した写真展も行っている。バスターミナルや歩行者天国でにぎわう「新城銀座」などの街並みを紹介している。
 映画祭は同会館小ホール(定員400人)を会場に開催。3日は午後1時から「ローマの休日」、同3時半から「嵐を呼ぶ男」、4日は午前10時から「シェーン」、午後1時から「あん」をそれぞれ上映する。観客は入れ替え制で料金は1作品で前売り500円、当日800円。前売り券は新城文化会館、ピアゴ新城店で販売している。
(安藤聡)
懐かしの風景に見入って談笑する来場者ら=同
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