豊橋の角谷さんが自前で「ごみステーション」

2018/04/19 00:00(公開)
手作りのごみステーションと角谷さん=豊橋市大脇町で
 豊橋市大脇町の家庭ごみ収集場「ごみステーション」を、地元の角谷鉄雄さん(70)が製作、費用全て自前で作った。コンクリート張りでスギ板の壁に屋根付き。同町のある二川地区は、二川宿本陣資料館、普門寺など歴史文化が息づき、角谷さんは「一帯を散策する人も増え、ごみステーションとはいえ、景観をきれいにしようと思って」と話している。
 ごみステーションは白山神社の一角にあり、全長約6・8㍍、高さ約2・4㍍。コンクリート張りで水道も備え、汚れを水で洗い落とせる。スギ板の壁には一部、臭いがこもらないよう風が通る工夫もしてある。
 昨年、町内会の代表者に了承を得て自分で全て作った角谷さん。「長年、電気工事業を営んできた仕事柄、何でもこなせる」と笑う。
 今年4月からは「もやすごみ」と「生ごみ」の収集が同じ日になり、これに合わせて増設、現在の大きさになった。「もやすごみ、生ごみを分けて置けるよう増設し、スペースを作った」と説明する。
 ステーションの近くには公園もあり、園児が遊びに来る。角谷さんは「ウオーキングの人、子どもたちも目にするので、きれいにしておければとの思い。他のごみステーションにも広がってくれれば」と願っている。
(中村晋也)
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