豊川市にある県立東三河高等技術専門校の建築総合科2年、鈴木李紅さん(19)=豊橋市下五井町=が「第19回若年者ものづくり競技大会」の建築大工部門で敢闘賞を獲得した。同校で29日、賞状とメダルの伝達式があった。
大会は7月31日から2日間、群馬県で開かれた。同部門には全国から34人が出場し、屋根組の模型を作った。
現寸図を作成し、材料を寸法通りにかんなで削り、墨で線を書き、線に沿ってのこぎりで切る、のみで穴を開けるなどの作業を経て、最後に組み立てる。最初に金づちで親指をたたいてしまうアクシデントがあったが、規定時間5時間半の5分前に完成させた。
敢闘賞は、金、銀、銅に続く。鈴木さんは「1カ月前から練習を重ねて本番に挑みました。自分のペースを乱さずに作業を進めることに心掛けました。敢闘賞はうれしいですが、もっと上の賞を取りたかった」と話し、「人の目に留まるような木造住宅を作る職人になれるよう頑張ります」と夢を語った。大会は20歳以下の高校生、職業能力開発施設の訓練生が参加できる。
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1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
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